葬儀とは「葬送儀礼(そうそうぎれい)」の略で、人間が生から死へ移行する重要な通過儀礼です。
臨終の看取り、死後の遺体処理、葬儀式、服喪(ふくも)、墓参などの一連の儀礼をいいます。
高齢化のすすむ昨今、葬儀は大きな変化を遂げています。
慣習やしきたりに従った社会的な儀式にならざるを得なかった葬式から家族や親しい知人を中心とした小規模な家族葬へと変化をしています。
葬儀のスタイルも形式やしきたりにこだわらない人々が増えてきているんです。
ここでは自分自身の集大成でもある葬儀をどうしたいのか、自分らしい葬儀についてぜひ一度じっくり考えてみてましょう。
できること、できないことも含めて葬儀社から資料を取り寄せたり、出かけて学んでみるのも終活の一部と考えてはいかがでしょうか。
葬儀とは何か?
葬儀とは「葬送儀礼(そうそうぎれい)」の略で、人間が生から死へ移行する重要な通過儀礼です。
本来は臨終の看取り、死後の遺体処理、葬儀式、服喪(ふくも)、墓参などの一連の儀礼をいいます。
また葬儀には、「社会的な処理」、「遺体の処理」、「霊の処理」、「悲嘆の処理」、「感情の処理」といった役割もあります。
「社会的な処理」とは死の事実を社会に告知するといった手続きで、具体的には「死亡届」にあたります。
「遺体の処理」とは、遺体を衛生的に処理するための火葬を意味しています。
「霊の処理」は、死の霊を慰め、あの世での幸せを祈るといった宗教的な儀式をおこなうことです。
「悲嘆の処理」はまわりの方が遺族の悲しみを慰めることを言います。
「感情の処理」とは死者を鎮魂する儀礼です。