終活にスタート年齢はない!家族に迷惑をかけたくないシニアが多い

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終活とは何ですか? なぜ終活をする必要があるのでしょうか?

終活とは「残りの人生を計画的により楽しく生きるための活動」です。「終活」と言う言葉を聞いたことがあるが意味まで理解している人は、3人に1人しかいません。多くのシニアが具体的に何をしたら良いのか分からないまま漠然と不安を抱えて過ごされているようです。また、シニアの終活に対する考え方も変化しており、一昔前の「死の準備をするなんて縁起でもない」という考えから、「家族には迷惑をかけたくない」という考えに変化してきています。
そこで、まず「終活とは何か?」をご説明いたします。

終活入門

「終活」と言う言葉の誕生

終活」という言葉が初めて使われたのが2009年 葬儀相談員の市川愛さんが週刊朝日のコラムの中で使ったのがはじまりとされています。
その頃から高齢者を中心に「終活」という言葉が知られるようになり、2011年10月に映画「エンディングノート」が公開されると一気に注目を浴びるようなります。
この映画「エンディングノート」は、ガンに侵された主人公が残りの人生を力一杯生き抜くために「自らの死の段取り」と残された家族にあてたエンディングノートを作成するという内容の映画です。
ちなみにこの「エンディングノート」とは、もしもの時に備えた法的権力の無い遺書のようなものです。
書く内容には、自分史や家系、医療や介護、財産、葬儀、供養、そして家族にあてたメッセージなどになります。

 

終活は「終い支度ではない」

2012年に「終活」は流行語大賞にノミネートされるほど高齢者のみならず広く知られる言葉となりました。
今ではすっかり定着した「終活」という言葉ですが、使われ始めた時は、「終い支度」のようにとらえられていました。
現在、終活とは「残りの人生を計画的により楽しく生きるための活動」とされています。


あなたはやり残したことはありませんか?
行きたい場所に旅行できましたか?
愛する人に「ありがとう」を伝えられていますか? 自分のやりたいことをやりましたか?


どうでしょうか?
意外とやり残していることがありませんか?
死ぬときに後悔しないための活動が終活です。
健康であるうちに自分らしい終焉を迎える準備をして、家族や親類・知人たち残される人に愛情を注ぐ活動が「終活」です。

終活に対する考え方も変化している

ひと昔前までは、「死の準備をするなんて縁起でもない」という風潮でしたが、現在では「家族には迷惑をかけたくない」へと大きく変化しています。
一人暮らしの高齢者も増え続けている昨今、不安を抱えているシニアの方々は少なくありません。
むしろ終活は切実な問題にもなって来ています。

多くの方々は不安を抱きながら何も準備をしていません。
実際は、「準備をしていないのではなく、準備をする内容や手順、やり方が分からないのです。
そこで「終活入門.com」では、終活について分かりやすく内容や手順、やり方をお手伝い致します。

 

終活にスタート年齢はない

終活には、適齢期やスタートする年齢はありません。
若い人も高齢になった時に孤独にならないように、いろいろと工夫をすることも大事な終活のひとつです。

下のグラフは内閣府が発表した「65歳以上の一人暮らし高齢者の動向」のグラフです。
一人暮らしの高齢者が年々増え続け、2015年に592万人もの高齢者が一人暮らしをされています。
さらに、2035年には、東京では高齢者世帯の44%が一人暮らしになるそうです。
ですので将来一人暮らしになる可能性は誰にでもあるのです。

内閣府が発表した高齢者の一人暮らしのグラフ

※内閣府高齢化の状況(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/zenbun/s1_2_1.html)より引用

 

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