なぜ終活をする必要があるのでしょうか?
終活は、一つは残りの人生に目的をもって楽しく生きるため。もう一つは残される家族の負担や悲しみを思いやるために終活を行う必要があります。
終活はこの先に希望を見出し自分らしい終焉を迎える準備です。また、家族や知人などを思いやる活動でもあります。終活を始める時期や年齢はありません。心も体も健康な時に取り組みましょう。
残りの人生に目的をもって楽しく生きる
あなたは納得のいく人生を送ることができましたか? やり残したことはありませんか?
多くの人は後悔をして逝かれるようです。
というのも千人もの死を見届けた緩和医療医がまとめた「死ぬときに後悔すること25」(新潮文庫)と言う本があります。
そこにはこのような後悔が書かれています。
・自分のやりたいことをやらなかったこと
・生前の意思を示さなかったこと
・美味しいものを食べておかなかったこと
・仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
・行きたい場合に旅行しなかったこと
・他人に優しくしなかったこと
・愛する人に「ありがとう」を伝えなかったこと
・自分の葬儀を考えなかったこと
・遺産をそうするのか決めなかったこと
終活は死ぬときに後悔をしないための活動でもあります。
また終活をとおして自分をもう一度見直すきっかけにもなります。
旅行や習い事、趣味などやり残したことはありませんか?
残りの人生に目的をもって楽しく生きるために終活が必要なんです。
残される家族の負担や悲しみを思いやる
終活が必要な理由には、残される家族の負担や悲しみを思いやることがあります。
自分のことだけではなく家族のことも考えておく必要があります。
と言うのも病気になった時、「どういう治療を望むのか?」
回復の見込みがない状態になったときに「延命措置を希望するのかどうか?」
また、介護になった時に誰にどのような介護をしてもらいたいのかなど家族に前もって伝えておくことで家族の負担や悲しみを和らげることができます。
葬儀やお墓、供養の仕方もどうように家族と話しあっておくことで、いざと言う時家族の方の負担も少なくなるのです。
お金やモノを整理し、残していく家族へ申し送り事項を的確にまとめ、家族と共有することで残された家族の経済的負担も軽減されます。
多くの方は終活に漠然と不安を感じている
多くの方は「終活」と言う言葉は知っているものの、その意味まで分かっている人は3人に1人しかいません。
また8割の方が終活が必要と感じています。
が、必要と感じながらも多くの人は内容や手順、やり方が分からない為漠然と不安を感じているようです。
特に男性より寿命が長い女性のほうが終活に関心が高い傾向にあります。
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