終活ノートとはエンディングノートのこと!アマゾンで買うこともできる

終活ノートとはエンディングノートのことです。このエンディングノートは、終活で整理や準備をする5つのテーマ「自分史・家系」、「お金・モノ」、「医療・介護」、「葬儀・お墓」、「想い・思い出」を具体的に整理できる備忘録です。また、エンディングノートは、「やるべきことの整理を手伝ってくれる指南役」でもあります。
エンディングノートには、女性専用の物からソフトウェアまで様々な種類のものが販売されており書店やアマゾンなどで簡単に購入することができます。価格は¥800円前後から高いものでも¥4000円前後で販売されています。
ここではエンディングノートの内容や購入先、販売価格についてご紹介致します。

今回は「エンディングノート」はどういうノートなのか、また、どこで購入することができるのかについてご紹介を致します。


「エンディングノート」に対するこんな疑問はお持ちではないでしょうか?
・エンディングノートの書く目的は?
・エンディングノートはどういうノートなの?
・エンディングノートにはどんな種類があるの?
・エンディングノートはどこで購入することができるの?

その疑問の解消に向けて、エンディングノートの目的や書く内容、購入先、価格についてご紹介致します。

エンディングノート

エンディングノートの目的・内容

 
エンディングノートの書く目的はなに?


終活は、「自分史・家系」、「お金・モノ」、「医療・介護」、「葬儀・お墓」、「想い・思い出」の5つのテーマに沿って整理、準備を行います。
エンディングノートは、それらのテーマで漏れが無いように、やるべきことの整理を手伝ってくれる指南役なんです。
例えば、テーマ「お金・モノ」ではこのように金融機関名や支店名・店番号・口座の種類・口座番号・名義人な必要事項に漏れがないように整理されています。
しかもWeb用IDも書き込むところまであって、インターネットバンクまで対応しているんです。

終活 預貯金の整理

 
また、こちらはテーマ「葬儀・お墓」ですが、墓の場所や墓石・分骨・散骨などレ点チェックできるようになっています。
「葬儀・お墓」では何を準備したり、書き留めておけば良いのか悩むところですが、エンディングノートではそれがまとめられているので準備・整理することが一目でわかるようになっています。

エンディングノート お墓と納骨

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終活|株不動産お金など財産整理に悩んだら司法書士や弁護士に相談

預貯金や土地、などの金融商品といった財産から借金やローンなどの負債の財産も含めて終活で整理をします。
また、それらの財産のほかに生前大事にしていたものを誰かに託したい、いわゆる「形見分け」があればエンディングノートに書き記しておくことが必要です。
この財産分けはデリケートな問題なので当然すべての人に公開することは難しいでしょう。
ですのでこの財産だけは必要に応じてエンディングノートの袋とじなどにして隠すことも良いかもしれません。
そこでここでは「お金の整理」についてご紹介をいたします。

終活 お金の整理

預貯金の整理

まず最初に、保有している通帳やキャッシュカード、証券類を全部出します。
すべてを出したあとに、要不要を分類し整理します。
この機会に不要な通帳やカードがあれば解約します。
その後、一覧表を作成します。
この時、銀行名、支店名、種類、口座番号、残高、キャッシュカードの有無、インターネットバンクをご利用の場合はID、パスワードも記載しておきます。
エンディングノートをご利用の方は、それらの事項をエンディングに書き込んでいきます。
エンディングの書き込みスペースがない場合は紙を足して書き込みましょう。

一覧表があると自分の死後、相続人が遺産分割協議をするときの確認作業や書類作成のための作業がスムーズになります。

終活 預貯金の整理

 

有価証券の整理

有価証券も「預貯金の整理」の整理と同様、リストの作成が大切です。
有価証券などの「保有資産」のリストを作成します。
証券が不明な時は証券会社から定期的に送られてくる運用報告書を手がかりにリストを作成していきます。

 

不動産の整理

保有不動産のリストを作成した上で登記簿謄本を取得します。
名義、所有権、借地権、抵当権、担保設定者などを明確にしていきます。
もし土地、マンションなどの不動産の名義変更をされていないと利害関係者が増えたり複雑化することになります。
多少費用を伴いますが健康なうちに名義変更はすませておきましょう。
また土地と建物の評価額を把握しておきましょう。
相続税や相続人が売却をする際に役立ちます。
不明な点が多い場合は司法書士や弁護士に相談しましょう。

 

保険の整理

保険といっても生命保険、損害保険、共済保険などさまざま。
保険の整理もまず全保険証券を分類し一覧表を作成していきます。
保険の内容など不明な時はその保険の担当者に相談するかファイナンシャルプランナーに相談をしましょう。

 

負債の整理

資産はプラスのものだけとは限りません。
マイナスの負の資産も書き記す必要があります。
そのためクレジットカードの存在とローンの残高、返済額を明らかにするためリストを作成します。
ローンや還付返済の買い物で未返済のものもこの一覧表に記入しておきます。
この一覧表に負債を書くことで相続人が「相続放棄」を選択することもできるからです。
「相続放棄」とはプラスの資産より負債の方が多い時に相続人が相続する権利を放棄することを言います。
相続放棄の熟慮機関の3ヶ月を過ぎてしまうと自動的に相続人が負債までも相続をしてししまいます。
ですから負の資産も明確に記しておきましょう。

ネット銀行やネット証券をご利用の方はその会社名とログイン情報もまとめることを忘れないようにしましょう。
特にネット銀行を利用していると通帳が発行されない場合があります。
そのため遺族の方もその口座の所在に気づかない場合もあるのです。
ですのでネット銀行やネット証券のログイン情報も書き残しておきましょう。

 

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終活|エンディングノート「自分史・家系」の書き方

ここでは、終活で整理や準備をするエンディングノートの5つのテーマ「自分史・家系」、「お金・モノ」、「医療・介護」、「葬儀・お墓」、「想い・思い出」の中から「自分史・家系」の書き方を具体的にご紹介致します。
「自分史」は自分がこの世に生まれてからこれまでを、主な出来事や当時のエピソードとともに振り返るツールです。
今まで精一杯に生きてきた人生の証を残すものです。
「自分史」をつくることで、自分を客観的に見つめることができたり、やり残したことややりたいことが見つかります。
また、家族間や世代間の交流が深るきっかけになったりもします。

エンディングノート「自分史・家系」の書き方

エンディングノート「自分史・家系」の書き方

 
自分史は何を書いてもよいの?


自分史に書いてはいけないことはありません。
が、残された人たちが傷ついたり悲しんだりするようなことをあえて書く必要はありません。
たとえば過去の異性との交際遍歴や重大な法令違反、友達の秘密の暴露などです。
人には1つや2つ墓場まで持っていくものはあるものです。
そもそも「自分史」とは、自分がこの世に生まれてからこれまでを、主な出来事や当時のエピソードとともに振り返るツールです。
今まで精一杯に生きてきた人生の証を残すものです。
ですから遺族の方々が傷ついたり、迷惑をがかかるような内容ならば避けるべきなんです。

 

自分史による人生の振り返りと整理

「自分史」は誕生から幼少期、少年期、青年期、就職から退職、恋愛、結婚、家庭、子供のことなどあなたの歴史を振り返り人生の整理を行います。
直接エンディングノートの「自分史」欄に書き込んでもかまいませんし、年表を作って時系列に起こったことを書き出してからエンディングノートに書いてもかまいません。
エンディングノートは遺言書と違って何度でも書き直すことができるんです。
ご購入されたエンディングノートによっては「自分史」の書き込むスペースが十分でない場合もあります。
その場合は紙を足してスペースを追加したり、作られた年表を貼ってもかまいません。
またエピソードや出来事などの写真を添えたりすることでより思い出が鮮明になり伝わりやすくなります。
世の中の変化や話題になった事件やニュースといった項目も追加すると時代の流れが身近となり読みものとしても面白いものになります。

 

次の世代へ引き継ぐ家系図

その家の歴史や受け継がれてきた人とのつながりを自分で再認識し家族に伝えることがこの家系図作りになります。
家系図は一人では作ることができません。
家系をたどるために自分の親、そのまた親、兄弟などさまざまな親類縁者に話を聞き作るになります。
そのため疎遠になっていた親類の方ともご縁が復活するというメリットもあります。

 

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