ここでは、終活で整理や準備をするエンディングノートの5つのテーマ「自分史・家系」、「お金・モノ」、「医療・介護」、「葬儀・お墓」、「想い・思い出」の中から「自分史・家系」の書き方を具体的にご紹介致します。
「自分史」は自分がこの世に生まれてからこれまでを、主な出来事や当時のエピソードとともに振り返るツールです。
今まで精一杯に生きてきた人生の証を残すものです。
「自分史」をつくることで、自分を客観的に見つめることができたり、やり残したことややりたいことが見つかります。
また、家族間や世代間の交流が深るきっかけになったりもします。
エンディングノート「自分史・家系」の書き方
自分史に書いてはいけないことはありません。
が、残された人たちが傷ついたり悲しんだりするようなことをあえて書く必要はありません。
たとえば過去の異性との交際遍歴や重大な法令違反、友達の秘密の暴露などです。
人には1つや2つ墓場まで持っていくものはあるものです。
そもそも「自分史」とは、自分がこの世に生まれてからこれまでを、主な出来事や当時のエピソードとともに振り返るツールです。
今まで精一杯に生きてきた人生の証を残すものです。
ですから遺族の方々が傷ついたり、迷惑をがかかるような内容ならば避けるべきなんです。
自分史による人生の振り返りと整理
「自分史」は誕生から幼少期、少年期、青年期、就職から退職、恋愛、結婚、家庭、子供のことなどあなたの歴史を振り返り人生の整理を行います。
直接エンディングノートの「自分史」欄に書き込んでもかまいませんし、年表を作って時系列に起こったことを書き出してからエンディングノートに書いてもかまいません。
エンディングノートは遺言書と違って何度でも書き直すことができるんです。
ご購入されたエンディングノートによっては「自分史」の書き込むスペースが十分でない場合もあります。
その場合は紙を足してスペースを追加したり、作られた年表を貼ってもかまいません。
またエピソードや出来事などの写真を添えたりすることでより思い出が鮮明になり伝わりやすくなります。
世の中の変化や話題になった事件やニュースといった項目も追加すると時代の流れが身近となり読みものとしても面白いものになります。
次の世代へ引き継ぐ家系図
その家の歴史や受け継がれてきた人とのつながりを自分で再認識し家族に伝えることがこの家系図作りになります。
家系図は一人では作ることができません。
家系をたどるために自分の親、そのまた親、兄弟などさまざまな親類縁者に話を聞き作るになります。
そのため疎遠になっていた親類の方ともご縁が復活するというメリットもあります。
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