多くの方が終活でまず最初に取り掛かるのが身辺整理と断捨離です。部屋の片付けや荷物の整理をすることで、持ち物整理・写真整理・着物など身の回りの整理ができてしまいます。また、財産に関わる株・土地・不動産などの登記簿や有価証券まで整理をすることもできます。このように、元気なうちに身辺整理・断捨離をすることを生前整理と言います。
また、亡くなってから家族や親類が残された遺品を整理・処分することを遺品整理と言います。この場合、残された遺品の処分に多くの遺族が困ることも少なくありません。現在は残された家族のことを考えて生前から整理をされる方が増えてきています。ただ、荷物が多すぎて手が止まってしまう方や途中で諦めてしまう方も少なくありません。
そこで、今回は生前整理と遺品整理のメリット・デメリット・注意点についてご紹介をさせて頂きます。
生前整理と遺品整理のメリット・デメリット
遺品整理で一番家族が困るのがなんだかご存知でしょうか。
それは、アルバムです。多くの遺族が思い出の写真を捨てるのに躊躇してしまうようです。次いで、2位が布団、3位が本、4位 コレクション、5位 衣類という順位になっています。
特に、コレクションも価値が分からず捨てるに捨てられず処分に困ってしまうようです。
こちらが遺品整理と生前整理のメリットとデメリットです。
メリット | デメリット | |
遺品整理 | ・亡くなる直前まで物を使用したり楽しむことができる | ・亡くなってから家族・親類が処分・整理をする ・家族に費用・時間・迷惑をかける ・コレクションなどの価値が不明で遺族が処分に困る ・金銭的なものは遺族間の結論がでるまで処分できない ・賃貸の場合、亡くなってからも家賃が発生する |
生前整理 | ・家族や親類に迷惑をかけずに整理・処分ができる ・金銭的な品物は事前に相続することができる ・亡くなった後も家族を困らせることはない |
・物を捨てすぎて必要な場合が出てくることがある |
このように遺品整理のデメリットが多くあり、残された家族や親類のことを考えると生前整理の方を選び方が多いのも分かります。
ただし、生前整理には注意点があります。それは、身体も精神も健康なうちに始めることが大事です。というのも年々、体力や気力が衰えていきます。家具や棚などを捨てるにも体力や人手・車なども必要になってくるからです。また、家庭ゴミであればゴミ収集時に出して廃棄することができますが、産業廃棄物にあたる物があれば専門業者などに依頼をして捨てることが必要になってくることもあります。違反すると廃棄物処理法の「5年以下の懲役」、「1000万円以下の罰金」にあたります。
そこで、ご紹介したいのが遺品整理業者です。もちろん、生前整理もしてくれます。遺品整理に対する知識や適切な整理方法を習得した遺品整理士や、ゴミの収集・運搬・処分にあたり必須な一般廃棄物収集運搬許可証も持っている業者がありますので安心して利用をすることができます。
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